[ マルチスライスCT ]

■ 最新型超高速マルチスライスCTについて

◎ 小さな病巣も見逃さないCT装置

当院では、「早期発見・早期治療」を目指し、より小さな病巣の過程で発見し、治療を施すことに努めています。近年「早期発見」に繋がる検査として、CT検査は注目されています。これは小さな病巣の発見に、CT装置が優れているからです。 その中でも今回本院が導入するCT装置は、前回導入していたCT装置の約3倍以上のスピードで検査できます。しかも、今までの装置では非常に困難だった5mm以下の病巣を、明確に捉えることができる能力を持っています。また1mm以下の極小病巣も、その構造を鮮明に描出できる機能を有します。さらに、今まで画像処理の際のノイズが大幅に低減し、密度分解能が飛躍的に向上しました。 CT検査は”X線”を利用する検査です。今回導入されたCT装置は、従来と同等の画質で撮影X線量を1/2に低減できます。 画質低下を伴わないX線量の低減により、今まで以上に「やさしい検査」を受けて頂けるようになりました。 CT検査は、撮影台に横になって頂くだけで終了します。

◎ 早期治療に役立つ高度な検査が可能

それでは、CT検査を受ける方に、新しいCT装置でどんな検査ができるのか簡単に説明しましょう。今までのCT装置では、約1分間を必要としていた30cmの検査範囲を、新しいCT装置では、約5秒間で撮影できる高速性を持っています。この高速性能は、薬(造影剤)を注射して血液の流れを追いかける 検査に有効で、全身の血管形態の観察ができるようになりました。また、冠動脈CTの撮影も可能になりました。 また、1秒間に1回以上動くと言われる”心臓”の血管を撮影することができるようになりました。今までは細い管を血管の中に入れて検査しなければ観察することが出来なかった領域でも、新たなCT装置では、撮影台に横になっていただき造影剤という薬を注射しながら撮影する事により3次元的に観察することも出来ます。これらの3次元画像は、より精度の高い手術や、正確な病状の位置把握に応用されています。さらに、31.25cmを500sliceの4D撮影も可能になりました。時間軸をもった4次元画像により、血行動態の観察など新たな検査が可能になりました。

◎ 特 徴

[ Noise Free -ノイズフリー- ]

新しい画像再構成法「ASIR」により従来に比べ密度分解能を最大40%向上! ノイズ分布を考慮することによって今までのCT画像よりさらに鮮明に撮影が可能となりました。 これにより、極小病巣の構造を抽出できる機能を有します。

[ Less Dose -より少ない投与量- ]

「ASIR」により、あらゆる領域の"撮影X線量"を従来の1/2に低減できます。 "撮影X線量"の低減に伴う画質の低下は見られず従来のCT装置と同等画質で撮影できます。

[ Next Generation 4D -次世代4DCT- ]

広範囲312.5mmを500sliceの4D撮影を可能に。 時間軸をもった、4D画像により、血行動態の観察など検査の新たな可能性が広がります。 また、従来画像化できなかった加減速域のデータもすべて画像化できるため必要スキャン域を最小化し本当の意味での無駄な"撮影X線量"を解消しました。

◎ VCT-VISION

[ LightSpeed VCT VISION を日本初導入 ]

メーカーから記念の楯をいただきました。
当放射線科では、新しいCT装置を導入して皆様にますます精度の高い医療を受けていただけるようスタッフ一同努力してまいりますので、宜しくお願いします。